2019年5月7日
平成三十一年乙亥歳卯月四月
【生命(いのち)の言葉】
天皇・皇后両陛下御結婚六十年記念 特別号
【いにしへの 人も守り来し 日の本の 森の栄えを 共に願はむ】
今上陛下 --今上陛下御製 平成三年歌会始お題「森」
【いつの日か 森とはなりて 陵を 守らむ木木か この武蔵野に】
皇后陛下 --皇后陛下御歌 平成三年歌会始お題「森」
先月近くの神社で頂いてきた「生命の言葉」。裏面には「森」に因み、「植樹祭」についての説明文が掲載されていました。
『神道知識への誘い「植樹祭」』
全国植樹祭は、戦後、過度の森林伐採により荒廃した国土の復興をめざして、昭和天皇・香淳皇后ご臨席のもと、昭和二十五年に山梨県で開催されて以来、毎年全国各地で開催されてきました。
天皇皇后両陛下によるお手植えなどを通じて、国民の森林に対する愛情を培うことを目的にした、国土緑化運動の中核をなす行事であり、両陛下の三大行幸啓のひとつとなっています。
*三大行幸啓:「全国植樹祭」「全国豊かな海づくり大会」「国民体育大会」
御結婚六十年!!
子どもの頃、遊びに行った帰りの奈良公園で、偶然伊勢神宮にご結婚のご報告をされてお帰りの、当時の皇太子殿下ご夫妻に遭遇した時の感動が蘇りました。
お車の窓を開けて、沿道の私たちにお手を振って下さいました。子どもの私の目の高さちょうどにお車の窓があり、速度を落としてゆっくりと通過されました。50センチほどしか隔たりのないまじかに両殿下を拝することができました。神々しい光が両殿下から発せられ、眩しいほどに輝いていたことを、今も鮮明に覚えています。
今しがた拝観してきた仏像の光背の輝きのような光が、全身から太陽のコロナのように燃え立っていました。子ども心に、光背はこのような光なんだな。と納得した経験でした。
沿道にはたくさんの人々が、手に手に旗を持って並んでいらっしゃいましたが、後から来た私たちに、これから両殿下がお通りになることを説明して下さり、旗も配って頂き、子どもたちを前に並ばせて下さいました。
今思い返せば、多くの人々のお陰で、すばらしい感動の時を頂けたのだと思います。
今度は、わたしが多くのお子さんたちに、すばらしい体験をさせて差し上げる番です。あの時の方々のように、自然体でそのように行うことができる自分に成長しているか、心もとない限りです。
2019年5月7日
今、学生のみなさんは充分勉強時間が取れていますか? 小中高校生の中には、ゲームや遊び、部活や習い事で忙しい人もいるでしょう。大学生ともなれば、それに加えて、アルバイトに忙しく、勉強する時間が取れない人もいることでしょう。でも、忙しいから、集中して勉強が捗るのです。
勉強するのに、まとまった時間をとって準備する必要はないのです。
勉強する前に、まず用意体制を整えることを考えて、それに時間を取られ、勉強する時間を取るのが難しいと思っていませんか?
充分な時間があれば、将来の漠然とした不安に悩んだり、ボーっと時間を浪費してしまったりして、却って学びにならないものなのです。
勉強のための時間を作ることを考える前に、部活やバイトの合間などの細切れの短い時間に集中して勉強することを、今直ぐに始めれば良いのです。
時間が取れず勉強できないで悶々としている間に、せっかく今まで培った能力や学力が、低下してしまいます。
いくら忙しい人でも、学生時代は勉強することが本分だと、認められています。
社会に出たら、それまで学んできたことを生かして、仕事第一に働かなければなりません。学ぶ甘えなど許されない、責任ある立場に立つことになります。
それは、職場でも家庭でも同じことです。
多くの人は、社会に出てから、学ぶ意欲が湧くことが多いようです。
みんな時間に余裕がないから、忙しい仕事や家事の合間の短い時間に、集中して勉強する。また、必要に迫られて勉強しなければならないこともあります。
だから意欲も湧き効果も上がるのです。
仕事に必要であったり、職場やご近所づきあいの中で、当然知っていなければならないことを痛感するからでもあります。必要に迫られれば、必然的に勉強せざるを得ないからでもあります。
学生時代には、学んでいる教科が、社会に出てなんの役に立つのか、分からないのは無理ないことです。普段日常ではめったに使われないことを学んで、何の役に立つのだろう? と考えると勉強する意欲も失せるでしょう。
確かに、数学の難しい公式や化学記号などが、わたしたちの日常で使われることは稀でしょう。しかし、将来自分が何になりたいかの選択肢は、多いほうが自分の希望を実現することを容易にします。
そのためには、今の学習をしっかり身につけておく必要があります。いろんなことを知っていれば、しっかりと自分の進路を決めることができます。また、難しい課題を解く姿勢や智慧、気力は、将来生活をしていく上で、必ず遭遇するであろう問題に立ち向かう智慧と、勇気を出させてくれます。そのトレーニングでもあるのです。人生においての苦難や障碍、失敗や回り道などは、すべて自分を成長させてくれるために必要なものといわれています。学校の勉強も、すべて無駄なものは一つもないのです。
忙しい合間をぬって、隙間時間を有効に活用してください。
それが習慣になれば、元もと優秀なあなたは、「鬼に金棒」です。
新しい環境にも慣れてきた今、こんな学習法を試してみては如何ですか?
2019年5月20日
ホテルの窓から。
日系人、日本人が多いので、
片言英語でも大丈夫。
でもTOEFL、TOEIC高得点の長男は一言も発さず。
バスルームの湯栓が故障していて、部屋中にスチームが充満しても。。。ダンマリ。
仕方なくフロントに掛け合ってきました。
広い公園で、童心に帰って。
広いのになぜかこじんまりかたまっていました。
かわいい小鳥たちがたくさんいました。
通りには、バニラビーンズに似た莢がいっぱい落ちていました。
現地の方に聞いたところ、残念ながらバニラビーンズではありませんでした。
街路樹の実だそうです。
ダンス中足蓑に火が付いた!!
慌てず、ダンスしながら消火。
お見事です。
ホテルに戻り、一杯。
飲酒は21歳以降のため、次男の友人はジュース。
「若いうちから飲むな!」
2019年5月21日
今年は、10連休と長いお休みがありましたが、皆さんはどう過ごされましたか?
知り合いの家庭では、連休初日から2日間を家族総出で大掃除、後半は、お庭の草取りや片づけをして、中5日間を双方の実家訪問と、子どもたちのための行楽に充てたそうです。
私が子どもの頃は、春・夏・年末の大掃除や餅つき、初詣、お年始、お彼岸とお盆の先祖供養等々、
家族全員揃っての行事や仕事がありました。
最近は、子どもたちが家族と一緒に家の片づけや掃除をしている姿を殆ど見かけなくなったように思われます。
行楽に家族連れで楽しむことは、子どもたちにとって楽しみのひとつでしょうし、楽しい思い出となることでしょう。
しかし、家族で汗を流して家を片付け掃除することも、後々たいへんあたたかな思い出となります。
自分も家族、両親の役に立てたという達成感は、子どもたちの心に充実した喜びを与えてくれます。
仕事を通して、両親や家族の温かさ、思い遣りを身をもって感じ取れるのです。
子どもたちの年齢が小さくてもいいのです。
大して役に立たなくてもいいのです。
大人だけでやった方が楽かもしれませんが、子どもたちも家族の一員として扱うことで、自尊心(自分の人格を大切にする気持ち)が芽生えます。
自分だけでなく、家族や他者に対しても、その人格を大切にする気持ちが育まれるのです。
若いお父さん、お母さんに教えられました。
こんな家庭がある限り、子どもたちの未来は安泰です!