
新しい年が明けました。みなさんそれぞれ気持ちも新たに、新年の抱負を持たれたことでしょう。
今年こそ、英語を得意科目にしたい。
留学して広く世界の人々と交流したい。
海外旅行で有名なレストランに行き、自由に食事を楽しみたい。等々様々な思いがあることと思います。
2020年には東京オリンピックが開催されます。
いろんな国から多くの人々が来日されることでしょう。外国からの方々が、安心して日本を楽しんで頂けるよう、通じる英会話を習得して、ヘルプできればいいなと思います。
『過去が咲いている今。未来の蕾で一杯な今』
陶芸家 河井寛次郎の言葉です。
人生は「今」の連続である。
「今」を懸命に生きることが過去も未来もよいものにする。
「今」来し方を振り返れば、過去の「今」をどう生きて来たかが見える。
「今」行く末を見通せば、未来の「今」がどうなのかが見える。
「今」を最善に生き切れば、過去も未来もすばらしいものになる。
「今・今・今」
「今」が大切なんだよ。と言われている気がします。
きのう頑張ったから、今日はちょっと一休み。
あしたから頑張るつもりだから、今はちょっと休憩しよう。と言っているうちに、「今」はどんどん怠惰な過去になり、怠け癖のついた未来が現れてくる。
真摯で、そして厳粛な言葉です。
ある美術館で、清澄な雰囲気を醸している壺に出会いました。何の変哲もない色と形の壺でしたが、その雰囲気に引き寄せられて近づいてみると、「河井寛次郎作」との銘が付いていました。
わたしたちの人生も、こんな空気を纏えるようになりたいものです。
「今」の姿勢がこのような空気を醸し出すのでしょう。
年頭にあたり、気持ちを引き締めて「今」を生きたいと決意を新たにしました。