
気持ちよく晴れ渡った元日に、在籍生、卒業生の皆さんから心のこもったお年賀状を頂きました。
一生懸命書いてくれたであろう、かわいい年賀状や、
今年の抱負を書いてくれた年賀状、
近況を知らせてくれる年賀状、等々それぞれの思いが手に取るように感じられました。
みなさん、ありがとう。
小さいお子さまにとって「ハガキ」を出すことは、普段あまり経験のないことではないでしょうか。まして大人でも最近はメールが主体です。ですが年に一度でもこのような機会があることは、お子さまにとってとても意義あることだと思います。慣れないハガキを子どもに書かせるより、親が書いた方がよほど楽だと思います。敢えてお子さまに書かせるメリットは何でしょう?
子どもはこの経験において、日本の伝統を感じ、社会に繋がる実感を持てるのではないでしょうか。
一生懸命書いた賀状には、お子さまの一生懸命な姿が滲み出ています。年始の挨拶の気持ちが伝わってきます。
お正月には、初詣、お年始、七草粥、鏡開き、どんど焼き、成人の日の小豆粥等々多くの行事が詰まっています。
又一年を通じて、節分、桃の節句、端午の節句などいろんな行事があります。現在では省略されているものも多いですが、できることはお子さまとご一緒に参加して頂きたいと思います。このような経験を重ねることで、「日本のこころ」が世代を繋げていってくれることを願っています。
お正月はお年玉を頂く日、どんど焼きはお餅を食べる集まり。ではなく、それぞれの行事の意味を伝える機会となれば幸いです。
