
今年は、10連休と長いお休みがありましたが、皆さんはどう過ごされましたか?
知り合いの家庭では、連休初日から2日間を家族総出で大掃除、後半は、お庭の草取りや片づけをして、中5日間を双方の実家訪問と、子どもたちのための行楽に充てたそうです。
私が子どもの頃は、春・夏・年末の大掃除や餅つき、初詣、お年始、お彼岸とお盆の先祖供養等々、
家族全員揃っての行事や仕事がありました。
最近は、子どもたちが家族と一緒に家の片づけや掃除をしている姿を殆ど見かけなくなったように思われます。
行楽に家族連れで楽しむことは、子どもたちにとって楽しみのひとつでしょうし、楽しい思い出となることでしょう。
しかし、家族で汗を流して家を片付け掃除することも、後々たいへんあたたかな思い出となります。
自分も家族、両親の役に立てたという達成感は、子どもたちの心に充実した喜びを与えてくれます。
仕事を通して、両親や家族の温かさ、思い遣りを身をもって感じ取れるのです。
子どもたちの年齢が小さくてもいいのです。
大して役に立たなくてもいいのです。
大人だけでやった方が楽かもしれませんが、子どもたちも家族の一員として扱うことで、自尊心(自分の人格を大切にする気持ち)が芽生えます。
自分だけでなく、家族や他者に対しても、その人格を大切にする気持ちが育まれるのです。
若いお父さん、お母さんに教えられました。
こんな家庭がある限り、子どもたちの未来は安泰です!