2020年1月6日
生徒さんたちはバージョンアップしたPAにすっかり慣れ、ぐんぐん力を付けています。
小5-6年生でこんなに難しい内容をこなして偉いなあと、教えている身ながら、いつも感心します。
でも、出来たら出来たでハードルを上げて行かなくちゃ。
この日のリーディングは、テキストに未習単語の意味が注記されていたのですが、「出来る子なんだから見ちゃダメっ」と申し渡しました。
だけどホラ、問題の正答は分かったでしょう?流れに気をつけて読めば、未習単語の意味を類推して、文全体も把握出来るでしょう?
「本当だ!」気付いたみんなの誇らしげなお顔を撮れなかったのが残念。。。
2020年1月6日
前回は、未習単語の注記を見ずにリーディングに取り組んだ事をご紹介しました。
引き続き、給食とお弁当、どちらが良いかのディスカッションです。こちらもテキストに両派の意見の例が出ていましたが、またまた「出来る子なんだからそれを見ちゃダメっ」。
生徒さんたち、先生は鬼だ!と言いたげでしたが、ジャパニーズOKと言うと、意見を出し始めました。給食はお代わりが出来る、とか、お弁当は好きなものが食べられる、など、個人的な立場からの発言が多かったです。では、身近な人を含めて考えてみようか、と水を向けると(私は英語です)、お弁当を作ってくれる家族の負担や、給食の配膳におけるクラスメートとの共同作業などの発言も出始めました。最後に、見ず知らずの人達の事を考えてみると、子供の貧困という社会問題に想いを致し、複雑な表情に。
さあ、隠した例と見比べてみようか。いかに自分達が議論を深化させたか、分かったでしょう?出来る子たちなんだもの!お家の方も、テキストと板書、是非見比べてみて下さい。
別のクラスには、自分がお弁当作りが好きなのでお弁当が良い、なんてユニークな生徒さんもいました。
今回は、自分→身近な人→見ず知らずの人という分析軸で議論を整理しました。当教室では、このような過程を通じて、英語力のみならず思考力を鍛える事にも力を注いでいます。