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11月6日、
2019年度(平成31年度最後の…)全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)
の、
結果が発表されました。
みなさんも、新聞等でご覧いただいたと思います。
が、
結果は、予想通りの結果でした。
平均正答率はコチラです
↓↓↓

単位%
全国平均以上は背景ブルー、大幅ダウンは黄色になっています。
全国平均よりも、全道平均が超えているのは、中3国語のみです。
しかし、
これにはカラクリがあって、札幌を含む石狩や渡島、檜山など、
一部の管内(5管内)が大きく正答率を伸ばした為、
平均でならすと、全道が高くなっただけです。
各報道では、都市部と町村部との差が開いている事は、解消されていない。
と、書かれています。
全くその通りです。
その裏付けとして、
札幌を含む石狩は、小6国語以外、全て全国越えという結果になりました。
塾や予備校も多数あり、人口が多いことによる競争も激しい。
学習する為の基盤が整っていたり、競争原理が起こりやすいためと、言われています。
反面、
町村部では、塾も少なく、競争も少ない学習環境のため、
積極的な学習を推し進めている環境とは言えません。
その結果が、今年、数字となって、またも出ました。
また、
今回の結果を見て、
「う~ん…」
と、アタマを抱えたのは、やはり算数&数学、英語です。
国語は、まずまず、渡島は頑張っています。
小6は特に、全国を上回っていますし、
素晴らしいと思います!
国語の科目は、ふだんの読書量、活字に触れる量がモノを言います。
それが、語彙力になりますし、読解力にもなるのです。
語彙力も読解力もなしに、思考力は身につきません。
ですので、
国語が良いなら、これから算数も良くなってくれるかなぁ…
という淡い期待はあります。
ところが、小6がこんなにいいのに、中3は国語すら、
全国以下になりました。
結局、
中学生になると、多くの学生はスマホを持ちます。
読書量は減るし、勉強時間も減り、睡眠時間も減ります。
それで、結果が悪くなるのは当然です。
私もスマホを持っていますが、
基本、スマホは連絡用。
電話、PCメールの確認&連絡、Eメール連絡など通信用です。
LINEの不要不急の連絡は不必要と考えていますので、アカウントすら持っていません。
それで別に困りません。
それから、スマホでゲームをするセンスが私には分かりません。
スマホ=電話です。
通信手段なのに、ゲームしてて、どうする?
というのが私の理論です。
さて、
脱線しましたが、
そんなこんなで、せっかく小6国語は、こんなに良いのに、
小6算数は全国より△1.1ポイント
中3数学も全国より△1.1ポイント
中3英語に至っては△5.4ポイント
これだけだと、どの程度、悪いのかイメージしづらいと思いますので、
全国ランキング(順位)を発表します!!
2019年度全国学力テスト正答率ランキング
・小中合計:全国42位(ワースト6)
・小学6年:全国40位(ワースト8)
・中学3年:全国35位(だいぶいい?)
・小6国語:全国33位
・小6算数:全国46位(宮崎県と同着ビリ…)
・中3国語:全国32位
・中3数学:全国34位
・中3英語:全国32位
このような結果です。。
うちでも算数を教えているので、
この小6算数の結果は、ビックリ…。
毎日、こんなに一生懸命レッスンしているのに…(涙)
まとめ
とにかく、学力は一日にしてならず!
毎日の生活のなかで、スマホばっかり見ていないで、
新聞や活字に触れるような行動をとりましょう!
大人も子どももです!
大人が「勉強しなさい!」というワリに、
子どもが勉強している横でスマホしてたら、子どもはイラッとしますよね?
小さいうちは文句言いませんが、そんな事は見たら分かります。
そのうち、反抗したり、親の話を聞かなくなります。
子どもが勉強している時間は、必要な連絡以外はスマホは見ない。
テレビを消す。
親も家庭の中で、仕事(家事)をしたり、本を読むなど、
「一緒に親も頑張っているよ」というメッセージを伝え続けないと、子どもは納得しません。
納得しなくても、小さいうちは勉強もやりますが、
納得していないと、大きくなったら、やらなくなります。
親の背をみて、子は育ちます。
「早く寝なさい」というからには、
私も早く寝たいなぁ、
と思っています。
勉強の仕方に困ったら、ご相談ください。
私も一児の母で、毎日、子育てとレッスンを両立しています。
しっかり両立できているかは、さておき。。