
コロナウイルスの影響で学校が休校になってからの、最初の中貫教室のレッスンでの事です。
中学生の女子二人の数学のレッスン。
二人がいつも通りにレッスン室へ入ってきてくれて、私はとてもうれしく思いました。
二人とも、学校へ行きたいと話していました。
今回の休校は、普通の生活がどれだけありがたいがを知る出来事でもありますね。
この日二人は、普段通りに朝起きて、午前中は宿題や自主学習をしたそうです。
どちらの生徒さんのお宅も共働きです。
1人の生徒さんは、妹さんと弟さんがいて、この二人の勉強の様子を監視しながら自分の勉強をし、お昼にはご飯も作ったそうです!
立派ですね。
もう1人の生徒さんのお話も、なるほど~と思いました
お母さんがお仕事へ出掛ける前に子供たちが起きないと、お母さんがテレビのリモコンやタブレットを持ってお仕事へ出掛けてしまうルールだそうです!
これも、なかなかの名案ですね~
だから早起きしているとのことでした(笑)
そしてこの生徒さんがポツリと、「今の過ごし方で、これからの勉強に差がつくよね」と。
この気持ちがあるお子さんは、きっと大丈夫。
今までの積み重ねの日々があってからこその言葉です。
お友達が遊んでいる時間に、レッスンへ来る生徒さんたちがいます。
遊びたい気持ちがあるけど、きちんとレッスンへやってきて、問題を解きます。
最初からすらすら解ける時ばかりではないので、そんな時は私も力を貸します。
そうしてがんばったプリントの枚数や、テキストの今まで勉強してきたページが、生徒さんそれぞれの自信になっています。
この一年、本当にみんなよくがんばりました。
また来月からの新年度が楽しみです。