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寒くなってきましたね~。
講師は最近キノコ鍋にハマっています。エリンギ、まいたけ、ぶなしめじ…。色々なキノコ類を入れて、煮込んで食べるんです。腸の働きを活性化させて、体もあったまる。最高。
きのこ~の こ~のこ げんきのこ…♪
でもレッスンで時間がないときも。そんなときはパスタをよく食べます。パスタを茹でて、ソースを絡めて、手軽で簡単、美味しい。
た~らこ~ た~らこ~ たっぷり た~らこ~…♪
……なんだか懐かしいと言うか、久々に聴くメロディーではありませんか?
昔テレビのCMでよく流れていたので、覚えている方も多いのではと思います。とてもキャッチーで、耳に残る…謎の中毒性のある曲ですよね。
でも、このCM、結構前に放送されていたのに、なぜこんなにも簡単に思い出せるんでしょう。
『先週の水曜日の晩ごはん何食べた!?』って聞かれても、「えっと…」となるのに、もっと昔のこの曲はなぜこんなに簡単におもいだせるのでしょう。
覚えやすいメロディーだから?
映像にインパクトがあったから?
実は、これには脳の記憶のメカニズムが関係しているんです。
記憶には短期記憶と長期記憶があります。短期記憶とは、20秒以内の記憶のことを指し、長期記憶は20秒以上の記憶を言います。
そして、人がものを覚えると言うことは、この短期記憶を長期記憶に移すメカニズムのことを言います。
テレビCMは15秒、ラジオCMは20秒と言う規定があるそうです。CM自体は短期記憶にしかなりません。
ではどのようにして長期記憶に移すか。
それは、繰り返す(反復)と言う方法で実行されています。
テレビのコマーシャルは、だいたい15分~20分おきに入ります。1時間の番組なら3~4回繰り返してみることになります
こうして、反復することで人の長期記憶に入り込み、定着させる ”からくり” があるんです。
この作業は脳の”海馬”という場所で行われています。海馬は記憶の番人と言われています。覚えているか、忘れるかはこの海馬にかかっています。
海馬は一度だけしか来なかった情報は「さほど必要じゃないな…」と判断し、保持しようとしません。しかし、何回も何回も来る情報に対しては「これは必要な情報だな。」と判断して、保持しようとします。
つまり、何かを覚えるには、何度も何度も繰り返して、記憶の番人に顔を覚えてもらわなければなりません。
講師がいつも生徒に復習するように促すのには、こうした理由があります。英語に限らず、何かを学ぶ、覚えるときには反復することがとても大切なんです!
…まぁ、ただ反復すればいいというわけでもないんですけどね。その話はまた今度にしましょう。
では、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

きのこ~の こ~のこ げんきのこ…♪
