西区発寒4条の子ども英会話教室ならECCジュニア発寒4条教室

発寒4条教室

ハッサムヨンジョウキョウシツ

HP専用ダイヤル(講師直通)

050-5267-4384

お問い合わせ専用ダイヤルです。営業を目的とした連絡は固くお断りします。

HOME > 教室日誌 > 2021年1月の教室日誌一覧

2021年1月18日
中学英語、変わるってよ。

こんにちは!
遅ればせながら、今年もよろしくお願いいたします!

 

 

さて、今年一発目の話題は、新しい英語教育についてです。

 

文部科学省が挑戦的な発表をしてきましたね。来年度中学校の学習指導要領が大きく変わるそうです。
学校の教科書は4年に1度改訂があり、12年に1度大改革があります。2021年は大改革にあたるそうです。

 

そして、英語は特に大きく変わり、難易度が爆上げされます。簡単に取り上げると…

 

ア.4技能5領域に
  聞くこと・読むこと・書くこと・話すこと(やり取り)・話すこと(発表)

 

イ.授業
  原則、授業はすべて英語で行うことに

 

ウ.英文法
  「仮定法」の基礎/「原形不定詞」/「現在完了進行形」/などを追加

 

エ.英単語
  3年間で扱う英単語は1600~1800語に (現行1200語)

 

…だそうです。

 

 

ア、イ、ウも大変そうですが、注目すべきはエの英単語です。単語数が激増します。ECCの教材も新版から2倍の単語を一度に入れるシラバスになっています。小学校低学年でも、今までは進出単語は6語でしたが、来年度からは倍の12語に増えています。

 

 

 

 

…大丈夫なんですかね。覚えられるんですかね。むずいっすよね…。

 

 

 

 

ところで、去年の最後に記憶に関して少しお話ししました。
反復することで、脳の海馬に「これは必要な情報だ」と、認識させて覚える。繰り返して学習するしかないことをお話ししました。

 

…じゃ、増えた単語も、何回も反復すれば、覚えることができるんでしょうか。

 

まぁ、できるでしょうね(笑)。けど、1800語ですよ…。「青春=英語の暗記してました」になりますよね。

 

 

当たり前ですが、ただ反復練習すればいいわけではないんです。では、どうすればいいんでしょうか。さらっと学習しただけではすぐに忘れてしまいます。

 

長くなるので、今日はこの辺で終わりにします。

 

次回は、長期記憶の仕組みをうまく利用して、意味のある勉強にするために発寒4条教室が行っている工夫を紹介します。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

ほいでは。

どーしましょ…。

お問い合わせフォーム
お名前必須 (漢字)
(カナ)
電話番号必須
例)0452642510

※携帯電話可。普段ご連絡のとりやすい電話番号をご記入ください。

メールアドレス必須 例)eccjr@eccjr.ne.jp
受講者のお名前

受講者の性別
受講者の生年月日

現在の年齢・学年
メッセージ
2021年1月25日
中学英語、変わるってよ。(前回の続き)

第二回

 

どんも~。発寒4条教室です。
先週は、中学英語のレベルが改革されることをお話ししました。
今日はそのレベル爆上げに対して、どのように学習をしていくべきか、長期記憶の仕組みをうまく利用して、意味のある勉強にするために発寒4条教室が意識していることを紹介しようと思います。

 

まず、長期記憶についてもう少し考えてみましょう。

 

長期記憶にするには3つのステップがあります。

 

記銘  →   保持    →    想起

 

という段階で進んでいきます。

 

「記銘」とは、つまりは暗記する段階です。ここではたくさん発話したり書いたりして「覚える」と言う作業です。

 

「保持」とは、反復したものを保存しておく段階です。海馬にたくさん顔を見せて、記憶の部屋に入れてもらった状態です。

 

「想起」は、思い出すこと。記憶の部屋から出て必要な時にアウトプットする作業です。

 

これが長期記憶の仕組みです。この三つのステップができて初めて長期記憶となります。何回も、何回も、何回も…繰り返すだけでは「記銘」のステップにしかなりません。でも多くの方がこのステップで満足してしまっているんです。

 

では、もう少し具体的にこの三つのステップのポイントを見てみましょう。

 

まずは「記銘」ですね。
いわゆる暗記などの覚える作業です。ここでのポイントは、「意味ネットワークを作る」と言うところにあります。意味ネットワークとは、新しく覚えることと、既知の知識との関連性のことです。新しい単語を覚えるとき、自分が今まで覚えてきた単語とどんな関係があるかを考えます。意味ネットワークが繋がった時初めて覚えられるということです。

 

続いて「保持」です。
これはほぼ文字通り、記銘でインプットしたものを忘れずに保つことです。記憶の研究に、ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスの発表した「エビングハウスの忘却曲線」があります。
細かい説明は省きますが、簡単に言うと人は時間が経つとどれくらいの量を忘れるかを調べた研究です(興味がある方はgoogleで検索してみてくださいね~)。人間は、時間が経ったら忘れる生き物です。忘れたところで、また覚え直して、保持していくしかないんです。

 

そして最後の「想起」
これは、覚えたものを思い出すことを言います。つまりアウトプットですね。せっかく新ことを覚えたとしても、引き出しから出せなければ、「箪笥の肥やし」となってしまいます。思い出す練習も必要でなんです。

 

記銘  →   保持   →   想起

 

この3つのステップができて、初めて長期記憶、つまり「覚えている」ということになるんですね。

 

当教室では、このことを踏まえて教室活動を行なっています。特に、「意味ネットワーク」の構築には力を注いでいます。今までに勉強してきたことと、新しいことを生徒自身で結びつけられるように学習を進めています。宿題で覚えた文法、単語を、教室で覚えているか確認して、忘れていればもう一度覚え直して、アウトプットできるようにする。生徒にとっては、ストレスに感じるだろうし、容易いことではないでしょう。だけど、学生にプリント渡して、次のレッスンで丸つけて終了では、生徒のシャープペンシルの芯が減っただけで、何にもならないんですよ。

 

みんな大変だろうけど、長期記憶になるように意味ある勉強をしようね♪

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

ではまた~。