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宿院教室の中司みかです。
宮崎大学医学部看護学科に進学し、4年間の学びの後国家試験を受け看護師になった私は大阪市内の病院で働きはじめます。
皆さんに馴染みがあるか分かりませんか、血液内科のある病棟に配属になりました。
血液内科とは、、、、、白血病の患者さんや、AIDSの患者さん、骨髄移植をする患者さんがいる診療科です。
チームで患者さんに全力で向き合いますが、、、、治療が効果が得られない、看護としてもとてももどかしい日々がありました。
なんでこんなに頑張ってるのに助からないのか?
なんでこんなに副作用で苦しまなきゃいけないのか?
私は臨床の現場で大きな壁に出逢います。
夢だった看護師と、実際に全然できない看護師。。
そんな部分でも葛藤します。
その後この葛藤を解消すべくもっと自分の学びを深めるため、大学院に進学します。
そこで世界中の沢山の英語論文を読むようになります。
そこから、ああなるほど、みんな悩んでいたんだな、、、とか分かりました。
学びにより臨床が深まった瞬間でした。
さらにこのご縁がありこの後私は山口県の大学で教鞭をはかります。
その後憧れだったホスピスでの勤務をして、私がしたかった一人一人に向き合う看護ができるようになりました。
10代の頃から目指した看護師、、、私は紆余曲折しながら、自分らしい看護を探してまいりました。
誇れる専門職としての10年でした。
この辺りは実際にいっぱい私に聞いてください。話し出したらきりがないので。
さあ教室へどうぞ