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今日のレッスン内容
「バケーションを過ごすならあなたは山派?海派?」
2派に分かれてディベートしてみよう~
皆さんならどちらにしますか?
私は山派ですが、高原の散策程度で十分です…(笑)
先週からの続き内容ではあったのですが、2派に分かれて「山」か「海」を選ぶ段階になって生徒たちの手があまり動きません。
ノリが悪い… いつもと違う…
すると、生徒たちから思いもよらない質問が…
生徒A「先生~、どっちもやだー。家派はないの~?」
私「えっ!? 家?」
生徒B~G「そうそう!家でごろごろする派」「絶対、家でしょー!」「暑いときに外なんか行きたくないよね~」
・・・大爆笑
揃いも揃って8人中7人が家派?
このクラス女の子8人の個性派ぞろい。
毎週、笑いが絶えないのですが、今日は「大」が付くほどの爆笑でした。
子どもだからって夏休みは山か海だなんて思わないで欲しいそうです(笑)
ECCの狙いは、ディベートを経験させたいのですが、子どもって正直ですね。賛同できないものには納得がいかない感じ…。
という訳で唯一山派のHちゃんと家派7名でディベート内容を変更してみました。
テキストには「家派」のHelpful Sentenceが記載されていませんが、自分自身の意見となると積極的に英語を使おうとしてくれました。
因みに・・・
Good Pointsは
涼しい、ダラダラできる、Wi-Fiが繋がっている、昼寝ができる、くつろげる、お昼まで寝ていられる…などなど出るわ出るわ(休みの日の私と一緒やーん)
Bad Pointsは
お母さんに怒られる、自分の部屋の掃除をしなさいと言われる、家事を手伝いなさいと言われる、宿題したの?と言われる…
これこそ、生きた英語の学習だよねって子どもたちとのやり取りが楽しかったです。
リアリティー溢れる意見でした。
あーーー、笑った、笑った!
でも、レッスンのことを振り返りながらふと思います。
もしも、彼女たちが3か月もの長い長い休校なんてなくて、お友達とワイワイくっついて遊べて、マスクのない生活ができて、いろんな行事に参加して、家族で旅行に行けて、おじいちゃんおばあちゃんの家に当たり前のように遊びに行ける日々が日常にあるならば、同じ意見になったかな…と。
子どもたちは、大人が思うより以上にウィズコロナに対して向き合っていると感じます。
海も山もテーマパークにも行けない世の中。県をまたぐ外出を自粛するお盆休み。子どもたちは無意識にそれらの遊びを排除しているのではないか…なんてことすら考えてしまいました。
私の思い過ごし、考え過ぎなら良いのですが、どうか子どもたちにマスクなしで動き回れる日々が早く来ますように…
もちろん、私たち大人にも…
