
令和元年11月1日、
大きなニュースが飛び込んできました。
大学入試英語成績提供システムの導入見送り及び「共通ID発行申込」の中止について
です。
まず、
11月1日に文部科学大臣から、
令和3年度大学入学者選抜から導入予定であった英語民間試験活用のための
「大学入試英語成績提供システム」の導入を見送るとの発表がありました。
発表声明はコチラ
↓↓↓
文部科学省ホームページ 「大臣メッセージ(英語民間試験について)」
それを受けて、
大学入試センターでは、11月1日より予定していた「共通ID発行申込」を中止の発表がされました。
すでに申込済みの場合の取扱いについては、以下をご覧ください。
↓↓↓
大学入試センターホームページ
ここまでの事を整理しましょう。
[令和3年度(2021年1~3月)実施から]
・センター試験が廃止される。
・センター試験に代わる新テスト(大学入学共通テスト)が実施される。
・新テストから、国語&数学は記述式が増える。
・新テストの英語試験は、全く内容が不明。今後検討し発表されるが、発表時期も不明。
(現高2が大学受験するのが第一期生)
[4年後(2024年度)実施分から]
・英語の民間試験利用がスタートされる?
(現中1が大学受験するのが第一期生)
また、北海道で忘れてはいけないのが高校入試です。
[2022年度の高校入試から]
・裁量問題が廃止。全受験者の問題が一本化。
・一教科の配点が60点満点→100点満点へ変更。
・試験時間は、45分間→50分間へ変更。
∴40点分問題が増えるのに、時間は5分しか円強されない
・この入試の一期生も、現中1です!
という事で、現中1はモチロン、中1以下のお子さんは全員、
この過酷な入試改革のもと、試験を潜り抜けなくてはなりません。
こうなると、
民間試験は受けなくていいのか?
という質問を聞くようになります。
ここからは、私の意見ですが、
民間試験は、可能なら受けておいた方がいいです。
その理由です。
国立大しか受験しない人なら民間試験は不要の可能性が高い。
だけど、そんな人は数少ない。
たいてい、私立大を滑り止めに受験します。
私立大の多くは、新テストで利用する云々が始まる前から、
とっくの昔から、民間試験を入試へ活用しています。
英検®等を取得している事で、点数化していた私立は元々たくさんあります。
また、高校入試も同様です。
高校の場合、内申書に中学3年間で頑張ってきたことを記載する時に、
検定合格の有無は、3年間漠然と過ごしてきた人、遊んできた人たちと、
そうでない人の判断になっています。
それが例え、小学生の級であっても、
勉強し、受けて、合格した、という事実が、受験者の頑張りと判断されるのです。
特に、同点で複数人並んだ時、検定合格なしの人よりも、合格者の方が有利に選択されます。
ですから、
結論として、どんなに下の級であっても、受験し、合格している事は、武器になります。
しかも、小学生の級は漢検?なら1500円から受験出来て、比較的検定料も安価です。
安くても、受験する事で場慣れします。
合格すれば、一生の財産になります。
中3や高3の受験時期に初めて検定を受験すると、
「失敗できない!」との思いから、余計な緊張をし、実力を発揮できずに不合格になる。
という話はよく聞きます。
だからこそ、受験に関係ない時期のうちに、一度は何かしらの検定を受験されることを、お薦めしています。
今年度の検定日程一覧はコチラです
↓↓↓
「2019年度 検定実施日程(仮)」
今後の入試制度がいかに変わろうと、
あなたの持っている合格実績は変わりません。
あなたをきっと輝かせる武器になってくれます。
次の冬、北斗市内でも漢検®、計算検定が実施されます。
ぜひ、あなたも受検してみませんか?