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2019年9月11日
2020年度からの新学習指導要領になると!?
2020年度からの新学習指導要領になると!?

来年は2020年。
東京オリンピックの年ですね~♪
と、
浮かれているのは首都圏の一部の方だけだと思います。

 

2020年度。
大きく変わるのは、学校教育です。

 

これまで、何度も、このホームページでは、
新学習指導要領では、こんな風に変わりますよー
と、
書き続けてきました。

 

今回は、その続編、
最新情報、算数編です。

 

2020年度から、学習指導要領が改訂されます。
次の4月から、小学校の教科書がまず変わります。
翌年(2021年度)中学校の教科書が変わり、
翌々年(2022年度)高校の教科書が変わります。

 

そもそも、
学校の教科書は、4年に一度変わります。
その時に、一斉に全部の学校が変わるのではなく、
一年おきに、小~中~高と変わります。

 

それが、4年ごとに起きていました。
今回も、その流れですが、来年度は大きく内容が変わります。

 

英語が変わる事は、だいぶ有名になってきましたね。
小学3&4年生から、外国語活動がスタートし、
小学5&6年生から、外国語(=英語)がスタートし、英語は成績がつけられます。

 

今の道徳が、成績がつくようになったのと、同じです。
(道徳は、今の教科書になる前は、成績がつけられていませんでしたよね)

 

さて、
さて、
算数に入る前に、新学習指導要領では、
何がどう変わるのか?
を、
お話します。

 

英語の変化が有名ですが。
まず、
今回の改定では、そもそも、どうなるか?

 

ズバリ!
アクティブ・ラーニングの時代へ突入します。

 

学校では、先生が一方的に話す授業ではなく、
『主体的で、対話的で、深い学び』
を、養うことを推し進めようと、学習指導要領が改訂されます。

 

今の学校は、
主体的ではなく、(子どもは受け身)
対話的ではない、(先生が一方的に教える)
ために、
深い学びになっていない、
ということでしょうか。

 

世界と比較すると、日本の学力はそれ程でもなく、
世界ランキングに入っている大学の数も、少ないです。
そこへ危機感を持った日本(の文科省)が、アクティブ・ラーニングへと舵を切るのが、2020年度です。

 

そこで、
いよいよ算数ですが、
算数では、大きな変化として、統計分野が大きく変化します。
これまで高校で学習していた内容、
前の改定で、大学から高校へ降りてきた内容が、
小&中へ降りてきます。

 


学習順序のシャッフルが起こります。

 

でも、
それだけではないんです。

 

思考力を伸ばしたいと文科省が考えている為、
センター試験に代わる新テストでも、
思考力を問う問題が増えたり、記述式の問題が増える事が、盛んに報道されていますが、
じつは、
小学1年生の教科書ですら、思考力や表現力を問う問題が、増えるのです。

 

新しい教科書では、
小学1年生のたし算は、計算問題が減る一方、
文章題や、言葉で説明を求める問題が増えます。

 

特に、説明問題が増えることは、確実に難しくなると、言えます。

 

また、
小学2年生のたし算の筆算でも、
計算問題が減る一方、思考力を問う問題が大幅に増えます。

 

言葉で説明することは、低学年の小学1~2年生には、とても難しいです。
そもそも、語彙も少ないのですから。
言葉を知らなければ、説明は出来ません。

 

言葉を獲得中の小学1~2年生にとって、
『自分の言葉で説明する』
という事は、とても難しいことなのです。

 

本来、
対話をしながら、深い学びをするのであれば、
学習時間数を増やすとか、
指導する先生を複数配置するとか、
深い理解を促すための工夫が必要です。

 

しかし、
来年度から、極端に時間が増えることはありません。
1クラスに担任1人だけに、任されている構図も変わりません。
しかも、
今の教員は、業務が多く、学ぶべき研修の場や、参加者が少ないのが現状です。

 

つまり、
来年から、とても大きな変化が来るのに、
アクティブ・ラーニングについての理解を深められていない教員がたくさんいるのです。

 

そんな学校が、来年から始まるのです。

 

そうなると、困るのは子ども達です。
算数で小学1年生から、苦手意識を持ち、
小学2年生から、ついていけなくなる子ども達が増えるのではないか?
と、警笛を鳴らす声も聞きます。

 

そんな今の学校に、進学する現在の年長さんは、
学習貯金をすることを、おすすめします。

 

当教室の、「さんすう・計算検定コース」
は、年中さんから通う事ができます。

 

お薦めは「さんすう・計算検定コース」週2回コース(週2回、各回30分程度)です。

 

週1回コースは、計算問題だけを学習しますが、
週2回コースでは、計算分野だけはなく、文章題はもちろん、自分で問題を考える問題や、
面積や時計、長さ、重さなど、計算以外の分野も学べます。

 

当教室の「さんすう・計算コース」の生徒さんは、
やはり、週2回コースへ通われている生徒さんが多いです。

 

算数も、場慣れが必要です。
数多くの練習をし、問題に慣れると、どうやって考えたらいいか?
が、分かる様になります。

 

初めて見る問題にぶつかると、解き方も分からないし、パニックになる人もいますよね。
それと同じです。

 

アタマも、いろんな動きに慣れておくと、
どんな動きも出来るようになるのですね。

 

参考にご覧ください
 ↓↓↓

 

・2019年8月2日UP
「2019年度全国学力テスト結果が公表されました」

 

・2018年1月4日UP
「2020年度の教育改革 続々★最新情報!!」