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2020年12月18日
お気に入りの参考書や問題集①

私は学生の頃から参考書や問題集が大好きでいろいろと使ってきました。

今でも数多く使っていますし、毎年その数が増えています。

「どんな参考書/問題集がいいですか?」という質問を生徒から受けることもあるので、お気に入りの参考書や問題集をご紹介していきたいと思います。

 

まず最初の一冊は、出口汪先生の『システム中学国語論理入門編』(水王舎)です。

最初に紹介する参考書にも関わらず英語ではなく国語です(笑)

 

出口汪先生は本当に数多くの参考書を出されていますので、どれか一冊と選びにくいのですが、国語が苦手と言う中学生や高校生には『システム中学国語論理入門編』が最初に取り組む一冊としてとてもよいと思います。

 

国語にはセンスが必要などと言われますが、センスで問題は解けません。

必要なのは論理的に文章を読む力です。

 

文章の要点、つまり筆者の主張をどうつかむかが現代文の肝ですが、どうすれば主張をつかめるようになるのかが丁寧に解説されています。

しかも解説が会話形式なのでとても読みやすいです。

 

国語は点数があがりにくい教科だと思われがちですが、実はそんなことはなく、文章の読み方をしっかり理解すれば点数が上がりやすい科目です。

 

点数だけの問題ではなく、文章がしっかり読めると他教科の教科書や問題文を読んだ時の理解度がアップします。

 

国語をどう勉強すればよいのかわからないと困っている方には、ぜひ入門編からトライしてみてもらいたいです。

論理完成編、古文・漢文編、漢字・語彙編もありますので興味のある方はあわせてどうぞ。

2020年12月19日
カテゴリー: レッスン報告
Think and Talk 宇宙

ECCジュニアの小学生英語クラスにはThink and Talkという教科書があります。

Think and Talkは植物や動物、脳、コンピュータ、楽器、健康的な生活、環境問題などを英語で学ぶための教科書です。

 

5・6年生クラスは次回のレッスンから宇宙について学んでいきます。

 

興味付けを兼ねて、「地球上に存在する砂の数と宇宙に存在する星の数ではどちらが多い?」と先日のレッスンで聞いてみました。

どちらが多いかご存知ですか?

 

圧倒的に星の数の方が多いと言われています。

砂の数より星の数が多いなんでそれだけで宇宙の大きさがとんでもないとわかりますね。

 

「太陽内部で発生した光子が太陽表面に届くまで何年かかると思う?」と次に聞いてみました。

わざわざ聞かれたということは、長い年月がかかるんだろうという勘は働いたようで、数年、数十年、中には数千年という答えを出した生徒もいました。

太陽表面を出た光が地球に届くまでにかかる時間は8分ですので、それを思うと数年でもかなりの時間がかかっているような気になりますね。

 

実は太陽表面に光子が届くのに数万年から数十万年かかると言われています。

今浴びている光がそんな昔にできた光だなんで思うと不思議な気持ちになりますね。

 

次回からのレッスンに向け興味付けするための軽い質問でしたが、宇宙にとても関心が向いたようです。

宇宙について学んでいくのを楽しみにしています。

2020年12月20日
長文読解は一文の正確な理解から

「英語の長文読解が苦手です。」という方は多いのではないでしょうか。

長文読解で必要なことは、一文を正確に読む練習だと思います。

「長文なのに一文?」と思われた方もおられると思いますが、どれだけながい文章も一文の積み重ねによって構成されています。

 

一文を正確に読むとはどういうことでしょうか。

「何となくわかる」は正確に読んでいるとはいいがたいです。

一文を正確に読むためには単語や熟語の知識、文法の知識が必要ですね。

一文を読むためのポイントはいろいろありますが、今日は『andの範囲を意識する』ということについて書いてみたいと思います。

 

andは中学校で最初に学習するおなじみの単語なので長文の中に出てきてもあまり注意を払わない単語かもしれません。

ですが、このandが何と何を結んでいるのかを確認しないと文章の意味が正しく理解できないことがあります。

 

次の2つの英文はとてもよく似た構文ですが、意味は違います。

 

★The professor told me to come in and have a cup tea.

 

★The professor told me to come in and had a cup of tea.

 

andが接続している範囲が違うので意味が異なるのです。

それぞれの文でandが接続している範囲が確認できましたか?

 

英文の読解はこのような一文理解の連続です。

長文を読むにはポイントがあります。

中間北教室で一緒に英文読解をマスターしてみませんか?

 

2020年12月21日
poisonとvenom

うちの4歳になる息子はただいま、猛毒生物にはまっておりまして、毎日のように図鑑を眺めては、「これはヤドクガエル」、「これはインドコブラ」などと説明してくれます。

 

猛毒生物はその名の通り毒を持つ生物ですが、この毒を表す英語にpoisonとvenomがあります。

 

poisonとvenomは毒がどのように対象に入り込むかで使い分けられています。

 

poisonは呼気や口、皮膚から摂取される毒に対して使われます。
venomは噛んだり刺されたりした時にできる傷口から入る毒をさします。

 

ヤドクガエルやフグの毒はpoison、毒ヘビや毒クモの毒はvenomといった感じです。

 

同じような意味を持つ単語でも、この場面ではこの単語と決まった使い方をするものもあり、使い方を知らないといけません。
それが英語学習の難しいところでもあり、面白いところでもあるなと思います。

2020年12月22日
spilt over milkと覆水盆に返らず

ECCジュニアという名称ですが、実は大人の英語コースもあり、中間北教室でも開講しています。
『We love English』というテキストには、ことわざを紹介しているコーナーがあります。

 

先日のレッスンで、”It is no use crying over spilt milk.” (こぼれたミルクを嘆いても無駄だ)ということわざをあつかいました。
この英文の日本語訳としてよく使われるのは、覆水盆に返らずですが、この二つはそのニュアンスが少し違うかなと思います。

 

覆水盆に返らずの類語として「後悔先に立たず」や「時すでに遅し」、「後の祭り」があげられますが、これらは起きてしまったことに対して取り返しがつかないことをしたと悔やんだり、嘆いたりする場面で使われますね。

 

これに対して”It is no use crying spilt milk.”には、起こってしまったことは仕方ない、ミルクはまた注げばいいので嘆かなくてもいいよ、心配しないでいいよといったポジティブな意味合いで使われます。

 

似たような表現でも、伝わるニュアンスが微妙に違うって面白いですね。