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【トンガと日本~ラグビーワールドカップ2019にむけて】
CIFAサロンイベントの講演会に行ってきました。
タイトル:「トンガと日本~ラグビーワールドカップ2019にむけて」
講師 :シナリ・ラトゥ氏(トンガ出身、元ラグビー日本代表)
トンガ王国
南太平洋ポリネシアに属する王国
面積747㎡(奄美大島721㎡にほぼ同じ)2015年国際連盟
人口103,252人 2011年国勢調査
首都ヌクアロファ(Nuku’alofa)
*ホエールウオッチング
*「マプア・ヴァエアのブローホール」豪快に吹き上がる海水
*「ハアモンガ・ア・マウイ」古代ポリネシアの遺跡(鳥居のような石灰岩による建造物)
*1867年に完成した王宮
(広い芝生に映える白い壁と赤い屋根、絵本から抜け出したように親しみやすい王宮)
*ハアタフの美しいビーチ。大規模なサンゴの群生と100種類を超す魚たちに出会える。
前半はトンガ王国の紹介。
いよいよ後半では、ラグビーについてお話を伺いました。
「世界一大きな王様」と呼ばれたトゥポウ4世は、相撲とそろばんを愛する親日家でした。
力士やそろばん留学生を日本に送りました。
そろばん留学生を受け入れるに当たり、受け入れ側は南方系の強いホームシックを懸念し、何か勉強以外にカラダを動かして打ち込めるものがあればと「ラグビーができる子を」の条件をつけました。
これが日本ラグビーでのトンガ出身選手たちの活躍に繋がったのだそうです。
トンガ出身の力士やラグビー選手のことは知っていましたが、そろばんとの関わりは初耳でした。
小学生たちに交じって、体格の良いトンガの青年たちがそろばんをはじき、手を挙げて答えている光景は、ほほえましいものでした。
会場からも明るい笑い声が聞こえました。
ラトゥさんは、輝かしい戦績を残されていますが、
「先輩たちが道を作ってくれたから活躍できた。」
「自分たちも、後輩たちが続けて来れるように頑張る」
という信念を持って精進されているのが、ヒシヒシと伝わってくる力強い講演でした。
今までにも、いろんなイベントのお誘いを頂いていましたが、あいにくレッスンと重なり、一度も参加できずにいました。
今回初めて参加させて頂き、すばらしい感動を受けました。
“ラグビーワールドカップ2019を応援します!!”