2020年11月18日
9月の終わりに「ネズミ捕り」に捕まり、粘着剤がべとべとについたまま逃げてきた衰弱した子猫を保護しました。
といっても、私ではなく、かつてのECCの生徒さん。彼女はもうすでに大学を卒業し、就職している立派な社会人です。
その彼女が、「ECCで習ったアンソロジー(中学クラスの英語の物語の本)にあった話を思い出して、保護しました」
「捨て猫や保健所の殺処分を待つ猫たち全てを助けてあげるには数が多すぎるから、この一匹を助けたところであまり違いはないかもしれない。でも、私が保護したこの仔猫にとっては、違いがあるでしょ?」と教えてくれました。
”I made a difference to that one.”
そして、その違いがのちにthe only oneになるのだと…。
ECCでの学習が、彼女の心に残っていたことに嬉しさを感じ、と同時に、すべての卒業生の人生に彩りを加えてくれるものでありますように…。と願わずにはいられませんでした。
2020年12月31日
2020年が静かに暮れていきます。
世界中の人々が同じ状況下に置かれた2020年、私にとって今年は、明るい話題が少なく、突然の生活スタイルの変化に戸惑い、それでも前に進まなければとあがいた年でした。
そして12月31日の夜、そんな一年を浄化してくれるかのように真っ白な雪が舞っています。
静かにただ静かに、暗闇の中、街灯に照らされてひらひらと舞っています。
雪が降る夜は、どうしてこんなにも静かに感じるのでしょう?しんしんと降り続く様子を見ていると、心が落ち着いてきます。
健康に過ごせている現状(いま)に感謝して、医療関係者の方々の負担にならないよう、感染対策に気を付け、2021年も笑顔で子供たちと未来につながるレッスンをしていこうと思いました。
コロナ禍の中、普段通りのレッスンに送り出してくださった保護者の皆様、元気をたくさんくれた生徒のみんな、今年も一年間、ありがとうございました。
2021年2月1日
2021年になりました。
新しい年が明け、「今年の抱負は、、、、」と考えているうちに一か月が過ぎようとしています。
「Time is money」時は金なり。大切に使わなければと思う日々です。
ところで、皆さんは、座右の銘はありますか?
私はこの仕事に就いてから変わらず、「Where there’s a will there’s a way」です。
「意志あるところに道はある」
開講以来、20年以上、指導を通じて生徒たちにずっと伝え続けている言葉です。
それは、自分の経験でもあり、20日、第46代大統領に就任した米国大統領バイデン氏のこれまでの道のりでもあります。
2021年も、ECCでのレッスンを通じて、子供たちには語学を学ぶだけでなく、その先に続く道を見つけて欲しいと願ってやみません。